地方生活のデメリット:お金・生活費編

感染症の流行から生活スタイルが変化し、地方移住について検討してる方も沢山いると思います。
落ち着きたいとか色々楽しみな事があるでしょうが、都会では考えられなかったデメリットがたくさんあるので、ご紹介してます。当記事がこれから地方へ移住しようとしてる方への参考になれば幸いです。

今回は地方移住した際の「お金・生活費編」です。

やっぱり気になる生活費。テレワークで移住前と同じ職場やフリーランスなら今まで通りの月収で何とかなりますが、移住した先の企業等で務めるとなると、果たしてその会社の給料で生活できるのか、不安になりますよね。○○はどのくらい費用かかるの?とか、え!?これこんなにお金かかるの!?とか、感じたことを記していきます。

まず、結論から言うと…

労賃の割に結構生活費がかかる

大まかに言うと、こうゆうこと。
東京と比べて労働賃金は安いです。確かに家賃は東京の半分で立派な家に住めますが、それ以外は思いの外出費が多いような…。特に地域の気候などによって大きく変動しますが、地方での生活もそれなりにお金がかかります。

車の維持費

当然ながら車社会です。まずは購入から、その後が維持費やらなんやらかかってきます。

 

■月間 / 普通車1台あたり

私の場合、普通車で

    車代・ローン代 10,000円
    ガソリン 8,000円(夏冬はエアコンでもっとかかる)
    洗車代 1,000円
    保険代 8,000円
    車検代 月換算2,500円(2年間60,000円以上)
    29,500円

    これ月間ですからね。しかも、これでも安い方だと思います。都内の電車代だったら月10,000~20,000円くらいなのに…。あと、車故障した時に余計な出費がある場合もあります。日々のメンテナンスや無理な乗り方をせず、故障しないようにお気を付けください。

    暖房費(雪の降る地域)

    これは寒い寒い北国限定ですが、主に灯油代。北国では冬期間、家の暖を取るにはエアコンよりもストーブ。この灯油代がエグいです。

    ■暖房機 1台につき:4,000~8,000円/月 以上

    部屋数増えて点ける台数も多くなると当然灯油代はかかります。家の中うまく空気回るようにして、灯油代を抑えましょう。我が家も1LDKで1台のストーブで暖が全体に行き届くよう工夫してます。

    また、私が上京前から考えると1リッターあたりの値段が倍以上になっていて驚きました。

    • 20年前 30~40円/1ℓ
    • 現在 80~90円/1ℓ

    この先も価格は高騰していくのか心配です。

     

    水道代

    これは本当に想像しなかったのですが、使った量は変わらないのに、東京の3倍近く請求額が来て青ざめました。これ、地域によっては水道料金の差異って結構あるみたいです。
    私の住んでる地域では2カ月で13,000円くらい。東京では5~6,000円くらいだったのに…。

    ガス代・プロパンガス

    地方・田舎だと地中にガス管が通ってないので、ガスボンベを運んできてもらって使う「プロパンガス」ってやつになります。簡単にいうと、都会で何も考えず普通に使ってた「都市ガス」より、料金が近く高くなります。

    地方都市圏なら都市ガスが通ってるところはありますが、地域によって限られているので、地方移住の際は「プロパンガスになる=ガス料金が高くなる」ってことを覚悟しておいてください。

    部屋探ししてる時に都市ガス通ってたらラッキーくらいに思っておいた方が気持ち的に楽です。

    通販の送料

    北海道、離島だからしょうがないですよね。送料別途1,600円みたいな、これ普通です。Amazonプライムなら送料無料になるケースも多いので、必須かなと。

    こっち来てから、通販の送料はだいぶ細かく見るようになりました。「○○円以上ご購入で送料無料」とかになるので、○○円っていうノルマ達成の為に無駄な買い物が必要になる場合もあります。

     

     

    地方・田舎に住んでみたら、都会生活では考えられなかった出費があります。
    今回ご紹介した以外にも地域特有の出費がありますので、事前に調べておく事をお勧めします。

     

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